2008年 8月4日〜new arrival best 10より転記

いや〜、地球温暖化の影響で今日もまた暑いですなあ!温暖化というくらいですから、暖かいぐらいでとどめて欲しいもんですが、ラジャスターンなみの暑さですなあ...(ラジャスターン行ったことないけど)。でも、考えてみれば、やっぱり昔から夏は暑かった。ガキの頃なんか、近所の3級河川でザリガニ捕りしていた時に、友だちが一人、白目むいて倒れちゃったくらい暑かった。それで、しょうがないから、ドブのようだった川の水をザリガニ用の大型バケツで汲んで2〜3回ぶっかけたら「ヤメテクレヨォ〜」なんて言いながら復活して、買って来てあげたコーラとか飲みながらビチョビチョのまま木陰で休んでいたりしていたものですが、今だったらさしずめ「毎日、暑い日が続きますが、本日午後、〜付近の河川で水遊びをしていた複数の小学生三年生のうち一人が熱中症で倒れ、最寄りの病院で応急手当を受けました、比較的軽症とのことです」とかなんとか、地域版ニュースで流されるかも知れないですねえ。(それにしても、何のためにあんなにたくさんアメリカ・ザリガニを捕っていたのか...、後年、ガンボ・シチューの存在を知り、あ〜ガンボ作っておくんだったなあと後悔しましたが、でも、うちの母親めんどくさいこと頼むとローにケリ入れたりする人格者だったからなあ、無理か。それに、見事にキッタナイ川だったし...。)
そういえばガキの頃、当時、地球は新たな氷河期に向かっているとか教えられたものですが、アレはいったい何だったんでしょうねえ。つい 1990年代ぐらいまでは、大方の科学者さん達は次の氷河期をどう迎えるか、みたいな話をしていたようにも記憶していますが、今度は温暖化ですか...。アテになりませんねえ。まあ、音楽評論家の皆さんも(ワタシなんかも末席を穢しつつ)バブルの前後、「ロックは死んだ」とか「21世紀はワールド・ミュージックの時代だ」なんて豪語していたワリには、未だにメインストリームっぽい感じでロックが続いているわけですが...、まあ、その辺の事情と似たようなものでしょうか?いや、全然、似てないですねえ、やっぱり。
というわけで無駄話すみません、と、ここまで、つまらない話につきあってくださった方に、そっとお教えします。...今週の後半頃から、久しぶりにセールなんかしようと急に思い立ちました(そういえば、去年の10周年記念セール以来、全然やってなかったなあ、と)。セール・スタート時期にはナンシー・アジュラム嬢やサミラ・サイード姐さんの新作なんかも堂々入荷したりしますんで、よろしく、です。で、< all CD, DVD, BOOK = 10% OFF / all ANALOG, MusicTape, VHS = 15% OFF >という感じで、やや割引率がセコイわけですが、そこんところはお許し下さい(今のところは一応、閉店や引っ越しの予定もないものですから、在庫一掃というわけでもなく...)。そのかわり、通販の皆さんには期間中は送料無料(代引の場合は手数料のみ)とさせていただきますので、よろしく、どうぞ、おつきあいいただけたら幸いです。

2007年10月1日〜new arrival cd best 10 コメントより転記

先週、おかげさまで当店も開店10周年 を迎えることができました。皆さん、ありがとうございます。
...まったく、だらしないというか、ふつつかというか、いいかげんというか、びみょーというか、がけっぷちというか、...接客態度がなっていないというか、いつも遅刻というか、途中外出はするは、営業時間中に飲酒はするは、挙げ句の果てに長椅子で寝ているはで...、まったく、ご迷惑ばかりおかけしながら10年間、なんとかかんとか商売を続けられたのも、すべて皆さんのおかげです。懲りずにおつき合いいただきまして、本当に、ありがとうございました。 是非、今後とも、よろしく、お願い致します。当店を手伝ってもらっているサラーム海上、そしてポル・マロともども、重ねて、よろしく、お願い致します。

それで、10周年の記念パーティーに関しまして、皆さんからいろいろ聞かれたりもするわけですが、相変わらずですが、その場しのぎの無計画性を露呈しつつ、実は、まだ、何も考えていなくて、すみません、申し訳ないです、お許しを...。年内!?には何とか、皆さんに喜んでいただけるようなパーティーというか、イベント(←この言葉、個人的にはキライなんですけど) を催したいと思ってますので(忘年会なんかもいっしょにやっちゃったりして)、もう少々、お待ちいただけると幸いです。
また、通販でお世話になっている皆さまにも、何か、少しは喜んでいただけるような特典でもと考えておりますので、それもまた、いずれ、よろしく、どうぞ。

というわけで、いきなり寒くなってしまいましたが、秋ですねえ...。そう、人生の秋、皆さん、いかが黄昏ていらっしゃいますでしょうか?(ハイハイ、すみませんねえ..、どっちかというと当店の場合、中年以降のお客さまが圧倒的に多いものですから、つい、こんな言い方になってしまって、) 当方も、毎度のこと、思いっきり黄昏れていますが、そんな気分の時には是非、キューバ音楽黄金時代に乗りそびれた男?ちょっと遅咲きの下積長男さん?当エル・スール・レーベルからリリースしましたホセー・アントニオ・メンデスを聴いていただければ幸いかと、そういう季節にピッタリですから、ハイ。晩酌のお供に、おひとりでグラスを傾ける時などに、是非、聴いてみて下さい。わたし原田も、ここ数年、丑三つ時あたりに、ひとり飲む時に聴き続けて来たアルバムですから(そういうわけで、全国のオトナのBARのマスターの皆さん、カウンターにお客さんが一人という時には、是非、このホセー・アントニオのCDをかけて下さい、ね。「マスター、もう一杯」の声がかかること必至ですよ。なんと、あのスマーフ男組の松永耕一さんも、ついつい「マスター、もう一杯」と繰り返し言ってしまった、ということですから)。
ところで、ホセー・アントニオの音楽について、何人かのお客様に感想をいただいたのですが、ジョニー・アルフに似た資質だろう、とか、セピアなロバート・ワイアットという感じ?いや、アイヴォリー・ジョー・ハンターでしょう、とか、面白いご意見もいただきました。全体に、ややマイナーポエットっぽい印象を、皆さんお受けになったようです。...実は、正解ですね。ありがとうございました。

2007年9月9日 FROM STAFFにUPしようと思ったけど、思いとどまりUPしなっかった続・追記部分を転記

P.S.「本当の理由」
....ということでエル・スール・レーベル、ホセー・アントニオ・メンデスからスタートということですが、おかげさまで、そこそこに売らせていただいてますよ。ありがとうございます。本来ならば、オープン10周年の記念に、古くからのお客さんには、お配りしたいようなものなんですが、まあ、何というか、それでは本末転倒というか、10年目で閉店ということにも成りかねないので、仕方なく?お買い上げいただいているわけですが、でも、こうしてCDをリリースしたりすると、なんで自主レーベルの第一弾がこのアルバムなのか?と、よく尋ねられもして、まあ、好きだからですよ、というくらいにしかお応えできないわけですが、正直なところを言うならば、ここ数年、一人で酒を飲むときに一番聴いたアルバムだから、なんですねえ、これが...、だからというわけでもないんですが、お買い上げいただいた皆さんで、お酒が好きな方々は、是非、ひとりで飲みながら聴いて下さいね、夜中とかに、部屋なんかを薄暗くして...、静かに、もの思いなんかに沈みながら...、そうして聴いてただくと、全然、これが、違うんですねえ、イイ感じになるわけですよ、大人の男の純情なんかが、聞こえたりして来るわけですよ、あの女、今頃、何しているのかなあ...クソ!なんて思いながらね、飲み過ぎて吐いたりして、ゲーッとかやって、何やってのバカ!とか家人に言われたりしながら...、それが、実に正しいフィーリンの聴き方、ホセー・アントニオの聴き方だと思います、ハイ、そういうわけですから、大人の酒場のマスター及び大将の皆さん、是非、ご推奨したいBGMですので、是非、お店に一枚、ご常備下さいね、ホセーのCD...、ボサノーヴァとか、ジャズ・ヴォーカルとか、R&BやC&Wや、演歌でも河島栄五でも、まあ、いいんですが、やっぱりフィーリンでしょう、これからは!そこはかとない挫折感が漂うホセーのフィーリン、やもめ(死語?)の皆さん、片想い男の皆さん、うだつなんて上げてたまるか!と思っていらっしゃる後ろ向きな中年男の皆さん、正直、この秋の夜長はホセー・アントニオ・メンデスですから!ハイ。

2007年9月8日〜FROM STAFFより転記

<追記> ...というわけで、とうとう出来上がりました。その出来上がりが、予定より随分と遅くなってしまいましたが、まあ、それは、ひとえに解説原稿が遅れたからでして、なぜ解説原稿が遅れたかというと、まあ、わたくし、原田が、遅筆でズボラで崖っぷち?だからなんですが、加えて、キューバにおけるフィーリンという音楽について調べれば調べるほどに、いろいろと認識を新たにしなければならないことばかりで、いろいろと認識を新たにすることに時間がかかったということでもあるわけで...(まあ、当然、これは言い訳ですが)。それは例えば、前世紀の変わり目のトローバという音楽の流れは、ソンというスタイルに吸収されてしまったとばかり、これまで考えていたんですが、そんなこともないわけで、トローバの系譜はフィーリンに継がれていたわけですね。
加えて、1940年代後半に、ホセー・アントニオ・メンデスは、フランク・エミリオやニーニョ・リベーラ、そしてオマーラ・ポルトゥオンドとコンフントを結成していたなんて事実に突き当たると、なんだか、フィーリンの重要性が一段と高まって認識されもするわけで、単にジャズやシャンソン、サンバ・カンソンに影響されたモダーン・キューバ歌謡の流れ、というような認識は改めなければならないと、そうも思えて来るわけです。
あるいは、本CDにも収録されているホセー・アントニオの代表曲「ラ・グロリア・エレス・トゥ」を最初に吹き込んだのは1947年のオルガ・ギジョーNY録音だったわけですが(ロス・トレス・ディアマンテスによるこの曲のヒットは52年)、この時オルガをNYに招き、吹き込みをプロデュースしたのはミゲリート・バルデースで、その時バックをつとめたのはマチート抜きのマチート楽団であり、チャノ・ポソなんかも加わっていたわけで、その事実一つを取っても、何か、これまでとは違ったキューバ音楽の風景が目の前に広がるような気もします。
で、実は、フリオ・グティエレスやペルーチンといったピアニストも、ハバナでは、ホセーらとともにフィーリン一派として通っていたということで、後年、あの有名なパナルト社のアルバム“キューバン・ジャム・セッション”の録音においても、まあ、ゲスト出演という感じですが、メキシコから一時帰国していたホセーがギターで参加していたという事実もあり(同時期にフリオ・グティエレスはオマーラのフィーリン重要作『マヒア・ネグラ』を全面プロデュースしてもいるわけで)、う〜ん、こうなって来ると、要するにキューバで言うところの“デスカルガ”というものは、ある意味、インスト・ミュージック面に発揮されたフィーリン一派の音楽的成果であったとも言えるのかも知れなくて、実際、40年代のハバナで、夜ごと繰り広げられたとされるアフター・アワーズ・セッションは、ホセーも含むフィーリン一派が中心となって繰り広げられていたと語る文献もあります。そんなわけで、まあ、これはちょっと極論になりますが、デスカルガがマンボの温床だとするなら、「マンボはフィーリンだ!」なんて言ってしまいたくなるような形跡も、そろそろとあったりするわけです。
で、そのフィーリンの歌謡音楽面での最初の成果が、結局、マンボと同じように、キューバでは大きな支持を受けることができなかったという事実もあわせて、このホセーのメキシコ録音になるファースト・アルバムだった、と言えるかも知れないと...?どんなものでしょうかねえ。

2007年6月4日〜new arrival cd best 10 コメントより転記

P.S. .....ところで、田中勝則さんが公開されているサンビーニャ日記 5月15日(火)付けで、ギニアとギネア、その国名の呼び方について論じられていて、その中で、原田尊志は“ギニア”と表記しているようだが、その理由について述べよ、みたいなことを書いていらっしゃる、ということをお客さまに教えていただいて、久しぶりにサンビーニャ日記を覗いてみると、なるほど、そういう意味のことが書かれていて、で、同じように名前があがっていた北中さんのブログ wabisabiland pop diary を覗いてみると、なるほど、田中さんの言を受けて、北中さんらしいイイことをおっしゃっている、というわけで、自分も何か書いておかないと、逃げてるとか思われるかも知れないので書いておくと(別に逃げてるって思われても全然かまわないことなんですが)、北中さんのおっしゃっていることに加えて、自分の場合、うちのお客さん達の大部分が“ギニア”と呼んでいるので、それにならってギニアとしているわけで、まあ、あくまでも商売ですから当方の場合、お客さまに従ってま〜す、それが大きな理由の一つ、そして、もう一点、蛇足ながら述べさせていただくならば、国名なんてみんなが呼ぶように呼ぶしかない、というか、通じればそれでいい、というか、結局、国名というものに関して、歴史や近代以降の国というものの成り立ちとか、国語や発音の問題とか、そういうことを言い出したらキリがないと思っていることも確かで、例えば、日本、もしくは日本人の呼び方はざっと挙げただけで世界には以下のごとくあるわけで....、ジーベン/ツェッペン/ヤップン/リーペン/ジャパン/ハポン/ジャポン/ヤーパン/アルヤーパン/イープン/イルボン/ジァッポーネ/ヤポーニヤ/イポーニャ/ニャッパーン/ツェアポン/タポン/ハポン/チャパン/チャバン/ジャパニ/ヤパニ/ジェパング/ジパング/チパング/チパンゴ/ジパンゴ/ジーペングォ/ワ/ウォー/ ワクワク/シャモ/ヤマト/ニホン/ニッポン.....、中には“チャバン”だとか“ウォー”だとか“ワクワク”だとか、なかなか面白いものも多くて楽しいですねえ...、そして、これらは、いずれも、たぶん正しいし、正しかった、あるいは、正しくないと言えばすべて正しくないのかも知れないけれど、でも、そうした呼び名にいちいち日本人が文句つけたって何も始まらないことだと思います。詭弁かもしれませんが、当たり前に、ギニア、もしくはギネアの皆さんも許してくれるでしょう。
....そういうわけで、ギニアとギネア、う〜ん難しい問題かも知れませんが、まあ、考えても結論の出ないことを考えるのは趣味ではないので、この辺で、お許しいただけたらと、というわけで、この問題に関しましては、以後、発言権を放棄させていただきたいと希望します(というか逃げます)