VALERIE LOURI / FRANM LANMOU


MM誌5月号輸入盤欄で荻原和也さんが紹介されていたCDですね...、この夏のオヤジ殺しアイテム?or 暑気払いクールダウン&リラックス・ミュージックはコレだっ!と注文したものの、メーカー代理店が思いっきり長いヴァカンスをとっていたみたいで、なかなか入荷せず、今頃になって、やっと入ってきました...。遅くなりましたが、今年は、まだまだ残暑厳しく、夏の終わりが延長されているみたいだから、今もって、きっとお楽しみいただけるんじゃないかと。〜で、このマルチニックの若手女性歌手ヴァレリー・ルーリ〜エディット・ルーフェール亡き後の逸材ということで注目を集めていますが(丸坊主ですが...)、島に伝わる民俗的舞踏/打楽器群のみの伴奏で踊られるクレオール的なペア・ダンス“ベレ”をPOP化することにおいて、こんなにも涼しげでアコースティック、かつ、マルチニックらしいリズム感に溢れるセカンド・アルバムを届けてくれたわけです。ズーク的なグルーヴを取り入れつつも、生ギター&ベレならではのパーカッション・アンサンブル&少々のキーボード、ヴァイオリン等によるシンプルなバッキングにおいて、落ち着いていてクール、瑞々しいヴォイスを堪能させてくれます。近年、伝統回帰とともに生音感覚を濃く打ち出すマルチニック音楽の新傾向を代表するディーヴァとでも言えるでしょうか?〜時として、カリブのリンダ・ルイス!?とでも呼びたいようなピュアーな感覚も垣間見せてもくれて...、この夏の最後のオススメ盤、ということで!

¥2450

http://dai.ly/abRY2u

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