BOUKMAN EKSPERYANS / LA REVOLTE DES ZOMBIES

新作です!びっくりです。8年ぶりの7作目!?...ハイチでは精力的に活動を継続しているとは聞いていましたが、とうとうスタジオ新録アルバムを届けてくれたわけで、何はともあれ嬉しい限り!で、その内容、ディープですねえ、強烈です...。以前にも増してラシン路線強化、パーカッシヴかつ黒い!エキゾを通り越してマジカルですねえ...。なんだか、ジョージ・クリントンとかリー・ペリーとかが関わっていそうな音ですねえ、というのはまあ、言い過ぎかもしれませんが...、ともあれ今、世界中にレベル・ミュージック数あれど、ブークマン、最高にリアリズムでしょうねえ、たぶん(それも、ハイチの国情の酷さの反映なのかも知れなくて、ちょっと複雑な気持ちになりますが)。ハイチのルーツ・リズムであるララやヴードゥーといったビートからは離れず、レゲエやヒップホップ、ファンクの手法をハードに導入、以前よりも一層ポリリズミックかつグルーヴィーかつトランシーな演奏が結実しているこの新作。瑞々しい女声コーラスに対してヴァイタルな男声、そして多用されるエフェクトのかかった呪術的ユニゾン多重男声ラップ、ディストーション・ギターやピアニカも随所に聞こえ、生音中心、ヴゥードゥー・パーカッション満載!時にはトゥバドゥやシャンソン・クレオール風の爽やかな展開も挟みながらの全24曲(うち短いインタールード5トラック)〜冒頭曲“ゾンビ”から引き込まれますよ!

¥2450

 


http://www.myspace.com/boukman