GAURI PATHARE / MALHAR



いいジャケですねえ...、これまでのインド音楽には有り得ないようなシンプルさ、白地にタンブーラを抱えた30代半ばの美貌の北インド/若手カヤール女性声楽家、という図ですね。インド新興ミスティカ・レーベルが世に送り出したガウリ・パタァーレ!昨年、ごく少数入荷したのですが、アッという間に品切れとなり、サイトでご紹介することも儘なりませんでしたが、このほど念願かなって現地買い付けしてもらいましたよ!デリーの古典音楽を扱うCDショップで去年の春先にイチ押しアイテムになっていたCDだということで、店頭プレイ担当のオヤジが試聴の合間にかけてはウットリとしていたそうです。で、現地録音としては音質が非常にいいところも嬉しいCDですが、その内容〜モンスーンの季節、雨の日につながるラーガ・マルハール2曲と、春の訪れを謳うラーガ・バサント1曲ということで、全3曲約70分の収録。タブラ&ハルモニウム、そしてガウリ・パタァーレ嬢自ら歌い奏でるタンブーラのみというシンプルな音、ゆったりと淡々としたミディアム・スローな調子が続く中、若やいだ艶やかな歌声を楽しむことができます。激しいラーガももちろん聴き応えありますが、なんだか窓の外に雨の音を聞くような?この淡々とした調子、いやあ〜、眠気を誘うような心地良さですよ!?北インド古典声楽入門盤としてもオススメしたいところ!

¥2450

こちらでその歌声、試聴可↓
http://www.gauripathare.com/


ヨコシ君インド買付品、感謝!