一昨年からの当店ベストセラー2011年作です！う〜ん、ニュ・クインの陰に隠れていたのか？見逃してましたね...。米国越僑コミュニティーの中堅女性歌手〜1986年歌手デビュー/ 1993年ファーストＣＤリリースというこのハー・ヴィー姐さん、既に何枚かＣＤをリリースしているようですが、ちょっとお顔が地味でいらっしゃるからか？ジャケット写真やヴィデオ・クリップで判断することも多い我が国のオヤジ系リスナーからは、なかなか発見されないままでいらしたようで...、でも、まあ、そういうことはともかく、溜息ものです。この新作に出会えて幸せです。歌手は容姿じゃありません。歌です（って、充分美人なんですが)...。その柔らかな発声が醸す歌い口のしっとりさ加減に関してだけなら、ニュ・クィン以上と言ってもいいんじゃないでしょうか？バッキングは実に模範的に歌謡曲的で、歌を滑らかに響かせるためだけに奏でられ、その淡いヴィブラートを堪能させるためにか、哀愁バラード・オンリーのアルバム構成（ボーナスでカラオケもついています、歌おうぜ！）〜まさにオヤジ殺し！演歌の心が染み入ります！