SEKOU BATOUROU KOUYATE / ET SA CORA

1976年作 KOUMA レベールから発売されていた〜バトゥル・セク・クヤテの渋いコラSOLOアルバムLPが複刻されました。〜コレがコラ本来の音ですね!70年前後に独ベーレンライター / ムジカフォンの名高いマリ音楽シリーズで、シディキ・ジャバテとともにコラの名演LPを吹き込んだことで有名ですが、マリを代表する女性グリオ、ファンタ・ダンバの随奏者としても知られます。マリ独立後に編成された“アンサンブル・アンストゥルモンタル・デュ・マリ”でコラ奏者をつとめて以来、“イェンイェンゴ”と呼ばれる即興性の高い奏法を伝えるヴァルチュオーゾとして、長らく活躍しました。その教え子にはモリ・カンテもいるという話しです。とりあえず、近年のニューエイジなコラ演奏とは一線を画すその調べ、どこか引っかかりのある複雑なリズム感がただ綺麗な音色としてあるコラ演奏にはない、マンデに伝わった前近代の威風というものさえ感じさせるような気がします。

¥2550

参考〜http://www.youtube.com/watch?v=bCiXiu2RZwc